❚ あらすじ

きみたちは、兄ふたりと妹ひとりの三兄妹だ。 両親は既に他界しており、三人だけで仲睦まじく暮らしている。

今日はクリスマス・イブ。 人々の活気で満ちた街にはイルミネーションが幾重にも飾られ、降る雪を透かしてきらきらと瞬いている。 吐く息は白いのに、熱っぽく頬を染めてささやきあう恋人たち。 大人ばかりが歩いている大通りはちょっとどきどきして、思わず走り出しそうになってしまう。

きみたち三人は、駅をみっつ越えた先に新しくできた遊園地 「シャンゼリゼ」 に向かうところだ。

❚ 概要

● 概要 3PL / 現代日本 (変更可) / 秘匿HO 未成年PC限定シナリオ

● 推奨技能 目星 / 図書館 / 聞き耳 / RP

❚ 注意事項

殺人、家族問題の描写を含みます。 神話生物への拡大解釈を含みます。 HOごとに得られる情報に大きな偏りがあります。 PvPの可能性があります。 後遺症・ロストの可能性が高いです。 気持ちの良いシナリオではありません。 このシナリオはフィクションです。特定の個人・団体・組織には一切関係なく、 また犯罪とそれにまつわる偏見を助長する意図は一切ありません。

❚ 公開ハンドアウト

● HO1‐長男 あなたは長男だ。 去年のクリスマスに両親を殺した。 こうするしかなかった。 弟と妹を守っていたい。

● HO2‐次男 あなたは次男だ。 去年のクリスマスに長男が両親を殺すのを見ていた。 それでいいと思った。 兄と妹を支えていたい。

● HO3‐末妹 あなたは末っ子で、二人の兄を持つ妹だ。 去年のクリスマスは高熱を出して寝込んでいた。 何も知らない。 兄に笑っていてほしい。

❚ 探索者作成について

● 年齢は18歳以下。HO1>HO2>HO3とすること。 ● 今も学校に通っているかどうかは自由。 ● 探索者たちは全員、いつかのクリスマスに両親から受け取った「プレゼント」を一つ持っている。それは身につけられるような大きさのもので、アクセサリーやぬいぐるみなどがよいだろう。三人ともそれを肌身離さず持ち歩いている。どんなものかはプレイヤーが自由に設定してよい。

❚ 事前情報

● 「薪田市」‐探索者たちが住む街 探索者たち三兄妹は薪田市(まきた‐し)に住んでおり、昨年のクリスマスからは三人で暮らしている。 あまり人の多くないのどかな街だが、駅前はこの数年に開発が進み、大きなショッピングモールやおしゃれなレストランができてにぎやかな様子だ。駅前広場では時折ちょっとした催し物も開かれているし、クリスマスの時期には華やかなイルミネーションが灯っている。

● 「自宅」‐探索者たちが住む家 大きな一軒家だ。1階にリビングとキッチン、2階にHO1・HO2共同の大きな子供部屋とHO3の部屋、両親の寝室がある。1階には立派な暖炉があり、冬はそれを使って暖をとっている。

● 「碓氷 観世」‐薪田市の現市長 現在の市長は「碓氷 観世(うすい かんぜ)」という男性である。近年の開発は彼の功績によるところが大きい。後述の養護施設も自費で運営しており、講演会も頻繁に行っている。気さくな人柄で、市民にも人徳者として慕われている。

● 「ひかりの家」‐児童養護施設 碓氷によって運営されている児童養護施設。身よりのない子供たちを預かり、18歳まで施設で養育する。その後の就業支援等も行っている。